社会人のメンタル不調対策|双極性障害の僕が出会ったセルフケアアプリ「Awarefy」

この記事のまとめ
働きながら感じる心のしんどさを、自分だけの問題と思わずに向き合うためのアプリ、 Awarefy(アウェアファイ)について紹介しました。 双極性障害の経験を持つ筆者が、実際に使ってみて得た気づきや感情の整理方法を具体的に解説しています。 書くことで感情の波を“見える化”し、メンタルの基礎体力を養うセルフケアの重要性を伝えています。 また、ChatGPTとの違いから使い分けのポイントまで触れて、安心して継続できる心のパートナーとしておすすめしています。
まずは気軽に試してみて、自分の心にそっと向き合う時間を作ってみませんか?

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はじめに
働きながら、ふと「しんどいな」と思う瞬間って、ありませんか?
たとえば朝起きた瞬間。会社に着いて、パソコンを開いた瞬間。Slackの通知を見て、胸がぎゅっとなった瞬間——。
社会に出てからずっと、「働くってこんなにしんどかったっけ?」と、頭のどこかで感じながら、それでも毎日を乗り越えています。
でも、それって自分だけじゃなかった。
うまく笑えない。うまく話せない。なんか涙が出てくる。
そんな不調を、周りの多くの人も「言えないまま」抱えているんだな、って、休職したあとに気づきました。
僕自身、双極性障害(躁うつ病)と診断されてから、何度か仕事との折り合いに悩み、実際に休職も経験しました。
復職してからも、自分の感情の波をどう扱えばいいのかに悩み続けてきた中で、「これは少し違うかも」と感じたのが、Awarefy(アウェアファイ)
というアプリでした。
今回は、このアプリを実際に使ってみた中で感じたことを、同じように「心が少し苦しい」と感じながら働いている誰かに向けて書いてみようと思います。
目次
- Awarefy(アウェアファイ)ってどんなアプリ?
- 書くことで、自分の波が“見える化”される
- メンタルの“基礎体力”をつけるアプリ
- ChatGPTとAwarefyは何が違うの? 使い分けのすすめ
- 最後に:ちょっとだけ「自分を見てみたい」あなたへ
Awarefy(アウェアファイ)ってどんなアプリ?
Awarefyは、端的に言えば、認知行動療法をベースにしたセルフケアアプリです。
でも実際は、それだけじゃなくて、
「今日の自分の気分を、そっと隣に置いておける場所」みたいな、そんな存在に近い感覚です。
Awarefyでは、以下のようなことができます:
- 自分の“ありたい姿”をテーマとして設定する
- 感情や出来事を記録し、それに対してAIがコメントしてくれる
- 認知行動療法のメソッド(コラム法、セルフモニタリング、マインドフルネスなど)をアプリ上で実践できる
- 一週間ごとにAIから「振り返りレター」が届き、客観的に自分を見直すきっかけになる
僕が特にありがたかったのは、「自分の感情に気づく習慣」が、無理なく身についたことでした。
書くことで、自分の波が“見える化”される
双極性障害を持っていると、調子の波があるのは仕方ないとはいえ、「その波を言語化できない」ことが、いちばんしんどかったりします。
でもAwarefyでは、感情を“数値”として残せたり、思考の癖を「5コラム法」で分解できたり、とにかく「頭の中を見える化してくれる」機能が充実してるんです。
たとえば、こんな風に記録できます:
仕事でミス → 「やっぱり自分はダメだ」→ 感情:悲しみ80%
→ 他の考え方:「前よりはうまく対処できた」→ 感情:希望15%、安心10%
自分で気づけなかった視点に、AIがそっと寄り添ってくれる。
しかもそれが、24時間、無言で、でも的確に返してくれるのが、しんどいときほどありがたかったです。
メンタルの“基礎体力”をつけるアプリ
使っていて思ったのは、Awarefyは「その場しのぎの癒し」ではなくて、毎日をちょっとずつ立て直していくための“心の筋トレ”みたいな存在だということ。
- 朝晩の調子を記録できる「チェックイン/チェックアウト」
- ストレス対処法を自分用にカスタムできる「コーピング」
- 短時間で学べる心理学のプログラムや音声ガイド
一つひとつは地味だけど、続けることで確実に自分の感情との付き合い方が上達していく感じがありました。
メンタルが弱っているときって、外からの刺激を全部敵に感じてしまうけど、Awarefyは“味方”として機能してくれる。
それって、思っている以上に大きいんです。
ChatGPTとAwarefyは何が違うの? 使い分けのすすめ
実は僕自身、ChatGPTもよく使っています。
悩みごとを書いてみたり、落ち込んだ気持ちを吐き出してみたりするのに、AIってけっこう便利なんですよね。
でも、使っていてふと感じるのが、「ポジティブすぎる」ことの危うさです。
たとえば、
「あなたは頑張ってるから大丈夫です!」
「そのままで素晴らしいですよ!」
という返答が返ってきたとき、一瞬は救われるんだけど、本当にそうなのかな?と逆に不安になったりもする。
もちろんChatGPTはとても賢いし、寄り添う姿勢も感じます。
でも、情報の出典が明確じゃなかったり、深刻な悩みに対してはちょっと“軽すぎる”と感じることもありました。
その点、Awarefyは世界的にエビデンスがしっかりしている「認知行動療法(CBT)」をベースに、ちゃんと心理学的に裏打ちされたワークを提供してくれます。
しかも、専門の研究者による監修が入っているからこそ、心の健康に関わるデリケートな領域でも安心して使えると感じました。
AIでなんとなく相談したいとき → ChatGPT
心のクセや感情のパターンを根本から見直したいとき → Awarefy
そんなふうに、うまく使い分けるといいんじゃないかなと思っています。
最後に:ちょっとだけ「自分を見てみたい」あなたへ
このアプリは、劇的に何かが変わるというより、「自分って、こうだったんだな」と少しずつ理解が進んでいくタイプのものです。
僕のように、双極性障害や心のしんどさと付き合いながら働いている人には、特に刺さる部分が多いと思います。
けど、たとえ診断を受けていなくても、
「最近なんとなく調子が悪いな」
「ちょっと自分を見失っているかも」
そう感じている人にとっても、きっと心の支えになるはずです。
もし、どこかで試してみようと思ったら、まずは1週間使ってみるのをおすすめします。
書くだけで、ちょっと楽になる瞬間がある。
それだけでも、始める価値があると思っています。

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※この記事は、実際に双極性障害と向き合いながら社会復帰した筆者の体験と、Awarefy公式の情報をもとに作成しています。
※アプリはセルフケア用途のため、現在治療中の方は医師と相談の上ご利用ください。
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